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第5回テレウスカップ 大会レポート

「11月3日といえばテレウスカップ」と認識してくださる方も増えたかと思いますが(願望も入りつつ)、今年から「パラクリテリウム in Narita」と名前も内容も新しくスタートしました。今回は「走る喜びを共有」するという当イベントの趣旨を体現できる試みも始めたのです(詳しくは下へスクロール)。

前日までの雨から打って変わり、当日は朝からきれいな青空が広がる暖かな天気となりました。今年も全国から様々な方にお集まりいただき、和やかなムードで開会しました。

 第一走はロードバイクレース。毎年男性ばかりのテレウスカップですが、かわいらしい女子選手たちが花を添えてくれます。
クラスの異なるロードバイクが一緒に走るテレウスカップは、いつものレースとは違った雰囲気で、みなさん楽しんで走られたようです。ハンドバイクとはまた違った迫力のあるレースになりました。
少しのアクシデントもありましたが、どの選手も最後まで完走されました。

 第二走はアダプタータイプのハンドバイクレース。今年も全国からハンドバイカーが成田に集結しました(レースタイプでは遠くは香川県から!)。
そして今年はなんと小学生の女の子にも参加いただき、ジュニア部門が設けられました。
普段からハンドバイクを移動手段とされている方、今回初めて乗られる方、どの方も無事に完走し、楽しいレースとなりました。
それにしても、アダプタータイプで登るッゴール手前ゴール手前の坂はなかなかきついのですが、5周(ジュニアは2周)も周られたみなさんの腕力にはびっくりです。

 第三走はレースタイプのハンドバイクレース。普段はこのようにたくさんのレースタイプが揃うこともありませんので、初めて見た人はその迫力に「すごい…」とつい声を漏らしていました。
レースタイプが通り過ぎる時、風を切るシャーという音が聞こえ、とても格好良いのです。この格好良さがいろんな人に伝わるといいなぁと思いながら沿道で応援したのでした。
みなさん日ごろの練習成果を発揮されたようで、好タイムでゴールされました。

 回を増すごとに参加者も増え、ますます活気づくテレウスカップ。来年にはリオ・パラリンピック、そして東京・パラリンピックがだんだんと近づいています。選手の方々には、テレウスカップが先を見据える機会、そして他の選手と交流する機会になればと思います。
一方で、選手でなくても年に一度のイベントを楽しみ来てくださる方もいらっしゃいます。そのようなほのぼのとした雰囲気を維持しながら、さまざまな立場の方が楽しんでいただけるような大会づくりをこれからも考えていけたら、と思うのでした。

最後にはなりましたが、景品をご提供いただきました(株)シマノ様、(株)アミックグループ様、ハンドバイクブライトリング様、WILD GATE様、(株)766様、またお手伝いいただきましたサンライズメディカル・マーケティングの羽田様、今回もたくさんの方にご協力していただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

Photo:Yuko SATO 無許可での転載禁止
レポート担当:いの字

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